ファッションライターのsumire(@_sumirey__)です。
アウターや厚手の素材で着込むことが多い冬服って、なんだか着られている感が出てしまいがち。
他の季節に比べるとバランスがとりづらく、特に低身長さんやぽっちゃりさんなんかは、気付くと着太りしていることが多いんです。
そこで今回は、着膨れしない方法についてまとめてみました!
- いつも何だか野暮ったく見えてしまう
- 冬服のバランスの取り方がわからない
- アウターを着ると着られている感が出てしまう
このような方は、ぜひチェックしてみてください。
そもそも着膨れしてしまう原因って?

そもそもなぜ着膨れしてしまうのかあまり原因がわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
おしゃれだと思ってコーデを組んでみたのに、実際に着るとなんだか野暮ったい印象になると、どうしていいかわからなくなってしまいますよね……。
ということで、まずは着膨れしてしまう原因についてまとめてみました。
特に秋冬に起こりやすい原因についてまとめたので、肌寒い季節のコーデ選びの参考にしてみてください♪
着膨れの原因1.オーバーサイズや厚手生地を取り入れすぎ
着膨れしてしまう一番多い原因が、オーバーサイズのアイテムや厚手の素材を取り入れすぎていること!
例えば、ゆったりとしたスウェットにロングスカートやワイドパンツを合わせてしまうと、全体的にボリューミーな印象に。
また、秋冬だとアウターを着ることも多いため、中にオーバーサイズのトップスなどを着込んで野暮ったく見えてしまうこともあります。
ゆるっとしたトップスに、タイトなボトムスやアウターを組み合わせたつもりでも、スウェット素材やデニム、コーデュロイなど厚手の生地だと重たい印象を与えがち。
シルエットだけでなく素材選びも着膨れを引き起こす原因になるので注意しましょう。
着膨れの原因2.膨張色のトップス
タイトなリブニットを選んだはずなのに、なぜか着膨れしてしまった経験ってありませんか?
私はタイトなタートルネックが大好きでよく着るんですが、着た瞬間にこんな太ってたっけ?とショックを受けたことがあります。
この原因って、実は膨張色を選んでしまっていることがほとんど。
伸縮性が高いニット生地は、膨張色をチョイスしてしまうことで横に広がった印象を与えてしまいます。
特に胸が大きい人や骨格ストレートさんは要注意!
白やアイボリー系のタートルリブニットなんて、首も詰まって見えて着膨れのオンパレードになってしまう危険性があるので、避けた方がベターです。
着膨れの原因3.ワイドパンツやフレアスカートの使い方
着膨れの原因はトップスばかりではありません。
定番アイテムとなりつつあるワイドパンツやフレアスカートは、下半身に視線が集まってしまうため、骨格ウェーブさんや骨盤の広い方は下重心が強調される危険性も。
秋冬だと特に、厚手のニットやオーバーサイズのアウターと合わせてしまって全体的に重たい印象になりやすいんです!
ワイドパンツやフレアスカートは、実はバランス作りが重要になるボトムスなので、特に低身長さんは十分に注意して取り入れましょう。
簡単に着膨れを防ぐ5つの方法

では、着膨れの原因を押さえてどのような防止方法があるのか早速チェックしていきたいと思います。
着膨れを防ぐ方法は大きく分けて5つ!
どれも手持ちのアイテムですぐに実践できる方法ばかりなので、これからの秋冬コーデに取り入れてみてください。
着膨れ防止方法1.3首のうち2首以上を出す
3首とは、「首」「手首」「足首」の総称。
この3首を出すことで、コーデに抜け感が出てカジュアルなファッションでもこなれた印象を作ることができます。
秋冬は全てを出すと防寒面が劣ってしまうため、2首以上出すように心がけましょう。
例えば、アウターを少し腕まくりして手首を見せるだけでもOK!
厚手のニットはVネックをチョイスしたり、ボトムスにパンプスを合わせて足首をチラ見せさせたりしてバランスを取りましょう。
着膨れ防止方法2.縦のラインを強調させる柄やデザイン
横長に見えてしまうことから起こる着膨れは、縦のラインを強調させることで防ぐことができます。
ストライプ柄のシャツやタックが入ったパンツなら、特にテクニックを加えなくても簡単に縦ラインを強調することが可能。
ニットは編み目の粗いものではなく、縦に編まれたデザインやリブニットがおすすめです。
また、ワンピースにプリーツを合わせた旬コーデは、スリットが入ったワンピースをチョイスするようにしましょう。
どんなコーデでも、どこかに縦のラインが入っているかを意識するだけで、全身のスタイルアップが叶いますよ♪
着膨れ防止方法3.膨張色トップス×細身&濃いめボトムス
白やアイボリーのトップスって、膨張色だけれど顔映りが明るくなってデートやオンラインミーティングには欠かせませんよね。
そんなときは、ボトムス選びに気を付ければ着膨れなんて防止できちゃいます!
例えば白のタートルニットを着る場合は、ボトムスは細身のデニムやハイウエストなテーパードパンツがテッパン!
ガーリーに仕上げたいときは、タイトスカートや控えめAライン、マーメイドスカートをチョイスしましょう。
また、色味も重要なポイント。
濃いめのカラーでしっかりとコントラストを付けることで、メリハリがついて全体が引き締まります。
着膨れ防止方法4.ウエストマークでメリハリを
着膨れを防ぐ最も簡単な方法がウエストマークしてしまうこと!
ボトムスやワンピースの上からベルトを付けるだけで、メリハリがついてロング丈やオーバーサイズでも野暮ったく見えません。
また、秋冬ならベルト付きのアウターを取り入れるのがGOOD♡
ガウンコートやベルト付きコートなら、コーデの上からざっくりとウエストマークできるので、オーバーサイズのアイテムを取り入れた日も安心です。
着膨れ防止方法5.アウターはスリムなロングコートをチョイス
アウターを着る季節は、本当に着膨れしがち。
ダウンやボアコートは暖かい一方で着膨れしやすいため、アウターはなるべくスリムなノーカラーコートやチェスターコートをゲットしておきましょう。
オーバーサイズがトレンドですが、あまり大きすぎると全体的に着られている印象に。
ジャストサイズからワンサイズ上くらいのサイズ感なら、インナージャケットも着やすく防寒したい日でも重宝します。
また、ロング丈のコートは縦のラインを作ってくれるためスレンダーなシルエットに♡
着膨れを防いでくれる簡単な方法なので、まだコートをゲットしていない方はぜひロングコートをゲットしてみてください!
着膨れを防ぐにはコーデのバランスや色選びが重要なポイント

着膨れを防ぎ方はさまざまですが、今回は今からでも実践できる簡単な5つの方法をまとめてみました。
着膨れしてしまう原因を知っておくだけでもバランスの作り方が掴めるようになってくるので、ぜひ秋冬のコーデ選びの参考にしてみてください。
また、着膨れはコーデのバランスや色選びが原因となっていることがほとんど。
何となくいつも野暮ったいと感じる方は、毎日コーデの選び方を見直してみてはいかがでしょうか。