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日本人のための診断?気になる16タイプのパーソナルカラー診断についてまとめました

ライター兼パーソナルスタイリストのsumire(@_sumirey__)です。

最近、「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4タイプに分けたパーソナルカラー診断が一般化されつつあります。

オンラインショップやコスメブランドでもパーソナルカラー別に似合う色を紹介しているサイトもよく見かけるようになりました。

ただ、自分のタイプにしっくりきている人って意外と少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、4タイプよりもさらに細分化した16タイプのパーソナルカラー診断について解説してみたいと思います。

16タイプのパーソナルカラー診断とは?

そもそもパーソナルカラー診断とは、生まれつき持っている肌や瞳、髪の色を基に自分が本当に似合う色味を導き出す診断のこと。

16タイプのパーソナルカラー診断は、一般的な4つのタイプをさらに16タイプに細分化したものです。

実は4タイプ診断はアメリカから誕生した考え方で、さまざまな人種がいる欧米人のために作られた診断なので、日本人には当てはまらないことも多かったんです。

そこで、日本人のために作られたのが16タイプのパーソナルカラー診断!

今まで似合う色味を感覚で選んでいた人も、16タイプの診断を受ければ、自分が似合うトーンや彩度、明度まで調べることができます。

また、一番似合うタイプはもちろん、次に似合うとされるセカンドシーズンまでわかることが多いので、似合う色味の幅がぐんっと広がりますよ!

それぞれのタイプの特徴を簡単にまとめてみた

では早速、16タイプの特徴を4シーズン別にご紹介したいと思います。

パーソナルカラータイプ1.華やかなスプリングさんの4タイプ

イエローベースの華やかでキュートなイメージを持つスプリングさんは、16タイプのパーソナルカラー診断では以下の4つのタイプに細分化されます。

Light(ライト)

肌は透き通る程白く、瞳や髪の色も明るめ。イエローベースですが肌のトーンがかなり明るいため、ブルべさんに間違えられることもあるようです

また、ビビッドカラーやディープなカラーだと服が浮いて見えてしまう一方で、淡いペールトーンやパステルカラーがとてもよく似合います。

Bright(ブライト)

血色感のある白肌で、ライトタイプに比べると瞳や髪色は肌とのコントラストを感じます。

パステルカラーだと物足りないと感じる人も多い一方で、やはり鮮やかなカラーはちょっぴり苦手。

ビタミンカラーやコーラル系のカラーが得意です。

Vivid(ビビッド)

スプリングさんの中でも一番血色感が強く、明るく元気なイメージのビビッドタイプ。

肌のトーンは様々ですが、艶感のある肌質で、ブライトタイプよりさらに瞳や髪色と肌とのコントラストを感じます。

メリハリのあるオレンジや赤などのビビッドカラーが得意で、黒や白を取り入れたパキッとした配色のコーデがお似合いです。

Warm(ウォーム)

オータムさんに間違えられやすいのがこちらのタイプ。

黄みの強いお肌がかなりヘルシーで、瞳や髪色もブラウンがかっている人が多いです。

アースカラーやディープな色味をおすすめされがちですが、あまり深みのあるお色味は顔がくすんで見えがち……

黄みの強いブラウンや、オレンジカラーで顔をパッと華やかに魅せましょう。

パーソナルカラータイプ2.エレガントなサマーさんの4タイプ

エレガントで女性らしい雰囲気が漂うサマータイプさん。

16タイプのパーソナルカラー診断ならさらに以下の4つのタイプに分割されます。

Light(ライト)

肌が白く、サマータイプの中でもひときわ色素の薄さを感じるライトタイプ。

瞳や髪色は明るく、スプリングさんに比べるとグレイッシュな色味をしています。

青みの強いパステルカラーや、グレー系のペールトーンがよくお似合い♡

Bright(ブライト)

くすみカラーが似合うと言われているサマーさんですが、ブライトタイプは、どちらかといえば澄んだ色味が◎。

ライトタイプに比べると、瞳や髪色に赤みがあり肌とのコントラストを感じます

ブラウン味の強いカラーはちょっぴり苦手で、ブルーベースの明るめのお色味がお得意です。

Muted(ミューテッド)

サマータイプの中でもくすみカラーが最も似合うミューテッドさん♡

肌色はさまざまですが、マットな肌質感が大人っぽく髪色や瞳もアッシュ系がしっくりときます。

くすみ感の強いグレイッシュなカラーをチョイスして、こなれ感を演出しましょう。

Cool(クール)

髪や瞳がはっきりとしていて、肌とのコントラストがしっかりと感じるクールタイプさん。

メリハリのある配色が得意で、ウィンタータイプと間違われることもあります。

くすみカラーや淡いトーンよりも、しっかりと青みの強いはっきりとしたお色味を選ぶことで、お顔を華やかに引き立てることができますよ!

パーソナルカラータイプ3.大人っぽいオータムさんの4タイプ

大人っぽくヘルシーな印象のオータムさんを16タイプのパーソナルカラー診断で分類すると、以下の4タイプ!

Strong(ストロング)

黄みの強いマットなお肌を持つストロングタイプさん。瞳や髪色は黒か黒に近いブラウンの方が多いです。

原色よりも少しシックなダークブラウンやマスタードカラーなどを着ることで、ヘルシーであか抜けた着こなしをすることができます。

Deep(ディープ)

オータムさんの中でも、特に深みのあるオリエンタルな雰囲気が魅力のディープタイプ。

肌も比較的トーンが低く、髪色や瞳も深みを感じます。

大人の色気が漂うディープさんは、深みのあるイエローベースのカラーでお肌をヘルシーに魅せましょう。

Muted(ミューテッド)

イエローベースのマットなお肌はとても大人っぽく、瞳や髪色はグリーンがかっているという人も多いミューテッドタイプ。

イエベ肌さんはくすみカラーが苦手だとも言われていますが、黄みを感じるカーキやグレイッシュなブラウンがとてもお似合いのタイプとも言われています♡

Warm(ウォーム)

暖かみのある暖色系のお肌と髪色をお持ちのウォームタイプさん。

日焼けしたような小麦肌に、暖かみのあるディープな瞳と髪色がとても健康的です。

暖かみを感じるテラコッタカラーやブラウンなどで、エキゾチックな雰囲気を醸し出しましょう♪

パーソナルカラータイプ4.モードなウィンターさんの4タイプ

モードでおしゃれな雰囲気が魅力のウィンタータイプを16タイプのパーソナルカラー診断で細分化すると、以下の通り。

Clear(クリア)

ウィンタータイプの中でもダントツで肌が透き通るように白いですが、髪色や瞳は黒くて強いコントラストを感じます。

かなり淡いトーンや白がとてもよくお似合いで、儚げな雰囲気が魅力♡

アイシーカラーのトップスにシックなボトムスを合わせて、コントラストを楽しみましょう。

Deep(ディープ)

色白なイメージが強いウィンターさんですが、実はオリエンタルなマット肌のタイプも。

髪や瞳もシックで、目鼻立ちがはっきりしたお顔立ちから外国人のような雰囲気を感じます

ブルーベースの深みのあるお色味が得意で、バーガンディーやワインレッド、ブラック系のお洋服もかなり似合います。

Vivid(ビビッド)

ウィンタータイプらしいメリハリのある鮮やかなカラーが最も得意なビビッドタイプ

白目と黒目のコントラストは強く、お肌のトーンはさまざまですが髪色とのメリハリがしっかりとあります。

意外と難しいモノトーンコーデもお手の物です♪

Cool(クール)

青みが最も強いお肌をお持ちのクールタイプさん。

艶っぽいお肌をお持ちで、瞳や髪色もシックで印象的です。

ブラックやグレイッシュなカラーはちょっぴり苦手ですが、ブルーベースのお色味がとても得意なので、ネイビー系のカラーでコーデを引き締めるのがおすすめです。

こんな人は16タイプのパーソナルカラー診断がおすすめ!

実際4タイプでいいんじゃないの?と思っている人も多いはず。

そこで、こんな人は16タイプのパーソナルカラー診断を受けた方が良いというポイントをいくつかご紹介します。

1.4タイプの診断を受けたけれどしっくりこない

実際に4タイプのパーソナルカラー診断を受けに行ったことがあるという人の中にも、

  • 自分が思っていたパーソナルカラータイプじゃなかった
  • 似合うと言われた色味は自分的にしっくり来ていない
  • パーソナルカラーの中に似合う色と似合わない色がある

上記のようなもやもやが残ってしまう人って意外と多いんです。

こんな気持ちになった人は、16タイプのパーソナルカラー診断がおすすめ!

1つのパーソナルカラータイプの中にも淡いトーンから彩度の高いビビッドなカラーまで色味はさまざまで、全ての色味が似合うという人はほぼ存在しません。

だからこそ、16タイプに細分化した診断なら、より本質的に自分の似合う色を見つけることができます。

2.4タイプの自己診断ではバラつきがある

最近では、ネット上でも簡単に4タイプのパーソナルカラーを自己診断できるようになりました。

ただあれって私もしたことあるんですが、自分の願望や思い込みも相まってなかなか本当の診断に行きつくのって難しいんです。

また、中には診断結果にバラつきが出て自分がどのタイプなのかイマイチわからないという人もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、16タイプのパーソナルカラー診断に思い切ってチャレンジしてみませんか?

中には「スプリング」にも似合うけれど「ウィンター」にも該当するというような複数当てはまる色が存在します。

4つのパーソナルカラー診断だと、その共通の色味に左右されて誤診されてしまう可能性が高いんです。

だからこそ、自分でイマイチパーソナルカラーが分からないという方は、16タイプのパーソナルカラー診断で色味やトーンをしっかりと理解するのが◎。

本当に「似合う色」を理解して自分らしさを引き立てる

16タイプのパーソナルカラー診断では、従来の診断よりもさらに根本的に似合う色味を引き出してくれます。

似合う色を知ることで、今までしっくりこなかった配色や着こなしのポイントがつかめるようになることも。

好きなテイストや自分の個性に落とし込んで、「似合う色」で自分らしさを存分に引き立ててみてください♪

ABOUT ME
sumire
フリーのWebライター兼パーソナルスタイリスト。骨格やパーソナルカラーを意識しつつ、自分らしく「好きな服」を着こなすテクニックを日々研究・発信中。猫と漫画とテーマパークが大好きです。