Webライター兼パーソナルスタイリストとしても活動している吉村すみれ(@_sumirey__)です。
パーソナルカラー診断って、意外と料金が高いし、せっかく受けるならなるべく正確な診断を受けたいと思っている人がほとんどでしょう。
実は、パーソナルカラー診断の正確性を高めるのは、当日のお客様の状況次第なんです!
そこで今回は、パーソナルカラー診断を受ける前に準備しておきたいことや、パーソナルカラーに関する注意点についてまとめてみました。
実際に診断をしている立場から、こんな感じで受けに来ていただいたら助かるな~という注意点をピックアップしたので、診断を控えている方は参考にしてみてください。
パーソナルカラー診断は自分の肌に似合う色を見つけるもの

突然ですが、パーソナルカラーって自分の肌の色がイエローベースなのかブルーベースなのか診断するものだと思っていませんか?
これは実は大きな間違い。
パーソナルカラー診断とは、その人の持つ生まれつきの肌に似合う色味やトーンを見つけることなんです。
例えば、タレントの指原莉乃さんは、ずっとイエローベースのお肌だと思っていたのに、ブルべ冬タイプと診断されたとおっしゃっています。
これは指原さんのお肌自体は黄色味が強かったとしても、ブルーベースの色味のアイテムの方がお肌と相性が良く、イエローベースのアイテムより似合うからなんです。
また、なぜかイエローベースだと色黒で、ブルーベースだと色白という間違った解釈も広がっていますが、実際はマットでオークルな肌をお持ちのブルべさんだってたくさんいらっしゃいます。
実際に診断に来られるお客様の中にも、このような間違った解釈をしていて、説明すると驚かれる方も多いです。
パーソナルカラー診断前にきちんと理解しておくと、診断してもらったあとの満足度も大きく変わりますよ!
パーソナルカラー診断前に準備すべき注意点

では早速ですが、パーソナルカラー診断の前に準備しておきたい注意点についてご紹介していきたいと思います。
これからご紹介する注意点をきちんと守っていただいているかどうかで診断の正確性が格段に変わるので、ぜひ診断前にチェックしてみてください。
パーソナルカラー診断前の注意点1.スッピンまたはいつも通りのメイクで行く
パーソナルカラー診断を受ける前は、あまり濃いメイクをしない方が◎。
スッピンまたはナチュラルメイクで診断を受けることで、ドレープを当てたとき生まれつきお持ちのお肌がどのように変化するのか確認できるからです。
診断する人によっては、スッピン厳守だという方もいらっしゃるくらい注意すべきポイントになります。
ただ、スッピンよりもメイクをしてお出かけをする方が自分らしく感じている人も多いはず。
そんな人は、いつも通りのメイクで診断を受けるのもおすすめです♡
パーソナルカラー診断前の注意点2.ヘアカラーはできるだけ地毛に近く
私もハイトーン大好き人間なので、普段はブリーチもガンガンやっちゃうタイプですが……。
診断前に、思いっきりヘアカラーをチェンジするのはNG!
パーソナルカラー診断のときは、なるべく地毛に近いヘアカラーの方が正確な診断が受けられます。
私のように普段ハイトーンにされている方は、あえて根本が黒くなって地毛がわかるようにしておきましょう。
元々赤みのあるブラウン系の髪色なのか、グレイッシュなブラック系や漆黒の色味なのかもパーソナルカラーを見極める重要な要素になるんです!
パーソナルカラー診断前は、美容院には行かずにプリン状態にしておくのがおすすめです♪
パーソナルカラー診断前の注意点3.奇抜すぎるファッションやカラコンは控える
自分らしくいられるメイクならOKと先ほどお伝えしましたが、奇抜すぎるのは要注意。
特にカラコンをしてしまうと、本来の瞳の色がわからなくなって、正確にパーソナルカラーを診断できなくなってしまうんです……!
また、インパクトのあるアニマル柄やビビッド柄のトップスもなるべく避けて置いた方が良さそうです。
ドレープを当てたとき、トップス自体の色味の印象が強くなってしまって、判断しづらくなってしまうことがあります。
なるべくシンプルでホワイト系のトップスを着ておくと、自分でもパーソナルカラーが見極めやすくなります。
パーソナルカラー診断前の注意点4.好きなテイストの参考画像やお気に入りの洋服の写真を準備
この注意点は、私的にぜひパーソナルカラー診断前に準備しておいてほしい重要なポイント!
診断後にカウンセリングでどのようなファッションが似合うのか説明するんですが、せっかくなら好みのテイストに落とし込んで提案したいんです……!
説明していただいても構わないんですが、「こんな雰囲気が好き!」というような参考画像があるとこちらとしてもイメージが付きやすいです。
また、お持ちのお気に入りアイテムの写メやデータを用意しておくのも◎。
そのアイテムを使ったコーデをご提案できるので、お互いにイメージが湧きやすくなります。
パーソナルカラー診断前の注意点5.骨格診断や顔タイプ診断を同時に受ける
もちろんパーソナルカラー診断だけでも十分に似合うものがわかると思うんです!
ただ、やっぱり他の診断結果も分かった方がより自分らしいアイテムが見つかります。
例えば同じブラックのトップスだったとしても、コットン100%のTシャツと透け感のあるシースルーシャツでは印象や顔映りは全く違います。
また、Vネックなのかクルーネックなのかなど、デザインによって似合うものは個々によって変わります。
パーソナルカラー診断では、似合う色味だけしかどうしても見極めることができません。
一方骨格診断や顔タイプ診断などを組み合わせることで、似合うデザインや素材、コーデの組み方などわかることが一気に増えるんです!
もし時間や予算に余裕がある方は、ぜひいくつかの診断を組み合わせて自分のタイプを見極めてみてください♪
パーソナルカラー診断は自分らしさを出せるテイストにうまく落とし込むのが大切

パーソナルカラー診断を正確に受けるためには、診断前にいくつか準備しておくことが大切。
注意点だけ押さえておけば満足度が何倍も上がるので、ぜひ頭の片隅に置いておいてもらえればと思います。
パーソナルカラー診断を受けて、自分らしいファッションをさらにワンランクアップさせちゃいましょう♡