Webライター兼パーソナルスタイリストとしても活動しているsumire(@_sumirey__)です。
パーソナルカラー診断やショッピング同行をしていると、よくお客様から「似合う色と自分の好みが合わない」というご相談を受けます。
例えば青みピンク系の色味が好きだけれど、イエベ春と診断されてコーラル系の色ばかり勧めらたら「自分の好きな色はもう着られないのかな?」と気分も下がりますよね……。
しかし、その答えはNO!
ちゃんと自分好みの色を着こなす・似合わせる方法があるんです。
今回は、パーソナルカラー診断で似合う色が自分の好みと合わないときの対処法についてまとめてみました。
パーソナルカラーは顔映りがよくなる色味のこと

よくパーソナルカラー診断をすると、似合う色味だけしかファッションやメイクに使えないと思っている方がいらっしゃいますが、それは大きな間違い。
パーソナルカラー診断は、ドレープを当ててお顔映りがよくなる色味を見つけていきます。
そのため、正直大切なのは顔まわりに来るトップスや小物類なのであって、お顔から離れているものならどんなカラーを使ってもあまり問題はありません。
全てを自分のパーソナルカラーでまとめるのは大変ですが、顔まわりだけでいいと捉えると気分も楽になりませんか?
自分には似合わない色味だったからといって、好みのカラーをわざわざ諦める必要は全くないんです!
パーソナルカラーと好みが合わないときの対処法【メイク編】

では、実際に自分のパーソナルカラーと好みが合わないときに取り入れたい対処法についてご紹介していきたいと思います。
まずは、簡単に実践できる【メイク編】から解説していきます!
1.パーソナルカラーと好みの色をミックスして使用する
パーソナルカラーが自分の好みと合わないとき、手っ取り早く解決しちゃうのが、自分好みの色味とミックスしちゃう方法♪
例えばイエベ秋さんだと、明るいコーラルカラーやパキッとした真っ赤なルージュを塗ると、口元だけ浮いて見えてしまう危険性があります。
しかし、得意なブラウン系リップやブラックのグロスを重ねることによって、彩度が下がって一気に肌なじみ抜群に!
このように、好みの色とパーソナルカラーを混ぜて使用することで、自分の毎日メイクを一式変えなくても簡単に似合わせることができます。
アイシャドウやチークも同様にパーソナルカラーをミックスすれば、好みの色を取り入れられちゃいますよ♡
2.アイシャドウは定番カラーで肌なじみよく
最近ではピンクやコーラルメイクなど、色味を統一したワンカラーメイクが大人気!
でも、好みの色でないパーソナルカラーメイクは気分が上がらないし、似合わない色で統一すると不自然になりがちなんですよね……。
そんなときおすすめしたい対処法が、アイシャドウはパーソナルカラーの定番系の色でまとめるメイク術!
例えばイエベ春さんがピンクメイクをするなら、アイシャドウは暖色系のブラウンを使用するだけで肌なじみの良さが格段に変わります。
ここ最近はナチュラルに発色してくれるカラーマスカラやアイライナーも種類豊富なので、うまく取り入れてメイクをあか抜けさせてみてください♡
3.リップが重要!パーソナルカラーと好みの色の中間色をチョイス
お顔のパーツの中で最も印象を作ってくれるリップメイク♡
パーソナルカラーをリップに取り入れれば、わかりやすく肌なじみが良くなるし、他のパーツで好みの色味を取り入れてもあまり悪目立ちしません。
また、どうしてもパーソナルカラーが自分の好みと合わないという方は、パーソナルカラーと好みの色の中間色を選ぶのも◎。
オレンジが好きなブルべ夏タイプさんなら、ピンクベースのサーモンピンクや、ヌーディーなコーラル系のグロスが比較的お顔にもなじみやすくおすすめです。
パーソナルカラーと好みが合わないときの対処法【コーデ編】

次にパーソナルカラーと好みが合わないときの対処法【コーデ編】をご紹介♡
覚えておくだけで、自分の着たい服を諦めずに似合う着こなしを実現させることができますよ。
1.好みのカラーアイテムはボトムスに取り入れる
パーソナルカラーと好みが合わないときは、お顔から離れた場所に自分の好きな色をたっぷり取り入れてなりたいイメージに近づきましょう。
実はお顔の印象を決めるのは、トップスや顔まわりの小物なんですが、その人のイメージカラーを作るのは、最も面積が広いアイテムなんです!
例えばコーラルピンクが大好きなブルべ冬タイプさんだと、真っ白のトップスにコーラルピンクのワイドパンツを組み合わせたコーデがおすすめ。
パーソナルカラーとされている真っ白なトップスを持ってきているから、お顔まわりはパッと華やかに見えます。
一方、コーデの中で最も面積の広いのはワイドパンツなので、自分の好みの色を取り入れれば、相手にその色のイメージを印象付けることができるのです。
顔から遠くて布の面積が一番広いボトムスに、自分好みの色を入れてお気に入りコーデを増やしちゃいましょう。
2.アクセサリーやスカーフをトップスとお顔の間にもってくる
トップスにどうしても好みの色を取り入れたい場合は、お顔とトップスの間に何かワンクッションを置くのが◎。
例えば、イエベ肌さんが青み系のピンクのトップスを着る場合は、ゴールド系のネックレスを付けたり、パーソナルカラーのスカーフを首に巻いたりすると、自然な着こなしに仕上がります。
冬だったら、アウターにパーソナルカラーを持ってくるのもおすすめですよ♪
わざわざパーソナルカラーの洋服に買い替えるのは難しいですが、プラスアルファで小物を取り入れるなら、すぐに自分のコーデに生かせそうです♡
3.コーデのベースカラーになるアイテムの色味に気を付ける
自分のコーデを組むとき、ベージュやブラックなど何かしらベースとなるカラーを決めているという方も多いのではないでしょうか?
私もまず主役となるアイテムを1つ決めてから、それに合うベースカラーを組み合わせてコーデを作っています。
パーソナルカラーが自分の好みと合わないという方は、まずこのベースカラーを似合う色味にシフトチェンジしてみませんか?
ベースとなる白や黒、ブラウン系のアイテムの色味をパーソナルカラーに変えれば、好きな色(アクセントカラー)は取り入れつつコーデを似合う雰囲気に格上げできます。
4.素材選びを重要視する
似合わないとされているカラーは、素材選びを重要視するだけで肌なじみ度が全く異なります。
例えば私は、かなりマットなイエロー肌の色黒さんなので、真っ白なTシャツやブラウスが苦手……。
でも定番で万能なアイテムだからこそ諦められないので、シースルー素材やレースなど抜け感が出るものをチョイスするように心がけています。
透け感のある素材なら、重厚感のある生地よりもナチュラルに着られるものが多いので、似合わない言われてしまった色も着こなせちゃうことがあるんです。
好みが合わないパーソナルカラーにとらわれすぎず、いかに好きなカラーをナチュラルに着こなせるかを考えるのが重要ですよ♪
パーソナルカラーと好みが合わないのは当たり前!自分らしく見える組み合わせ方を見つけよう

パーソナルカラー診断は、自分の似合うカラーを見つけ出すにはかなりおすすめのサービスですが、とらわれすぎないことが大切。
まず、自分の診断されたパーソナルカラーと好みが全く合わないという方がほとんどです!
大切なのは、似合わない色を避けるのではなく、顔から離して着用したり、似合う色と組み合わせたりと使い方に気を付けるということです。
自分らしいテイストやコーデに上手くパーソナルカラーを組み合わせて、さらにおしゃれなファッションやメイクを楽しんでみてください♡