ファッションブログGALLERIA運営の中馬さりの(@chuuuuuman)です。
割と前から水溶性食物繊維を気が付いた時は飲むようにしていたんですが、それを最近、イヌリンからデキストリンに替えてみました。
初めて聞く人からしたら「いやいやいや、何の話よ」って感じですよね(笑)
でもですね、個人的にはかなり大きな変化だったので記事でお話させてください!
ダイエット&美容&健康のために水溶性食物繊維をとるようにしています

そもそも日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
ただ、平成27年 国民健康・栄養調査結果によるとこの目標量に達している年代はゼロ。それくらい食物繊維って必要量を摂取するのが難しい栄養素なんですよね。
で、この食物繊維は水に溶けにくい不溶性食物繊維(穀物、豆類、野菜系)と水溶性食物繊維(こんぶ、わかめ、こんにゃくなどのネバネバ系)の2種類に分けられます。
冒頭でご紹介した水溶性食物繊維というのは、この水に溶けやすい方を粉末状にしたもの。ものにもよりますが、これだとスプーン1杯分でレタス4個分の食物繊維が摂取できます。
個人的に食物繊維ってちゃんと摂っていると肌も綺麗になるし胃の調子もいい気がして、なるべく飲むようにしていました。
イヌリンからデキストリンに替えてみました
その水溶性食物繊維なんですが、色々と種類があります。
たまたま私は最初にイヌリンを飲み始めて、食物繊維ってこんなものなのかなって思っていたんですけど、どうやらものによってかなり違いがあるなと。
気になって調べてみたのでシェアさせてください!
イヌリンとは
もともと私が飲んでいたイヌリンは菊芋やチコリ、にんにく、ニラ、玉ねぎなどの植物に多く含まれる成分。
植物から抽出できるので、市販されているのは天然成分由来のものが多く、中には芋をパウダー状にしただけのものも売っていました。
水に溶かすとちょっとトロッとした感じになるのが特徴。
そして資化率(腸内細菌のエサになる割合)が100%というのも大きな特徴です。
ちなみにイヌリンは「機能性表示食品の関与成分」として利用されています。これは事業者の責任において科学的根拠に基づいて機能性を表示している食品という意味です。
デキストリンとは
新しく試したデキストリンとはトウモロコシ由来の人工的な食物繊維。トウモロコシが原料ですが、科学的なアレやコレやソレをして、作った代物ってことですね。
ちなみに大塚製薬はWebサイト上で以下のように紹介しています。
「トウモロコシのデンプンを焙焼し、アミラーゼ(食物として摂取したデンプンを消化する酵素)で加水分解します。その中の難消化性成分を取り出して調製した水溶性食物繊維が難消化性デキストリンです。」
またデキストリンの資化率は50%です。摂取したら半分が腸内細菌のエサになる感覚ですね。
そしてデキストリンは「特定保健用食品の関与成分」として認定されています。
ひらたくいうと、国が保険の効果を科学的に認めている成分ということです。そのため、信頼性があると言えますね。
イヌリンとデキストリンどっちがいいのか
イヌリンとデキストリンの違いをまとめると以下の通り。
イヌリン | デキストリン | |
使っている食材 | 菊芋やチコリなどの植物 | トウモロコシ由来のでんぷん |
価格 | 1000円(500g) | 800円(400g) |
資化率 (腸内細菌のエサになる割合) |
100% | 50% |
特徴 | 機能性表示食品の関与成分 若干トロッとした飲み具合 |
特定保健用食品の関与成分 サッと水に溶ける |
注目すべきはやっぱり資化率(腸内細菌のエサになる割合)です。
イヌリンは粉末が100%エサになり、デキストリンは50%しかならない。つまり同じg数を摂取しても、栄養素としての効果は半分というニュアンスです。
値段は両方とも変わらないくらいですが、このことからコスパ&効果を考えるならイヌリン、権威性&飲みやすさを考えるならデキストリンって感じですね。
今のところデキストリンの方が使いやすくて◎
個人的にはデキストリンの飲みやすさがイヌリンと全然ちがってびっくり。
イヌリンの時は飲み物に入れるとネバッとしてしまうこともあって、ものを選ぶな~と思っていたんです。
それでも食物繊維を摂っている状態の方が身体がよかったからリピートしていたんですが……!
ただ、デキストリンにしてから毎日のお茶やお米に炊き込んでも違和感がなくなって快適になりました♡
栄養素は微妙でも、私はデキストリンで取り入れていくのが良さそうです。
ただいま身体を整えようキャンペーン(ダイエット)中なので、なにか変化があったらまたブログに書きたいと思います。