GALLERIA運営の中馬さりの(@chuuuuuman)です。

新型コロナウィルスといえば2020年の代名詞となりつつありますよね。

それによっていろいろな影響がでていると思います。

そこで当ブログでも、この現状と戦っているアパレルブランドについてまとめておくことにしました。

撤退や倒産などの決断がされてしまうことは仕方がないけれど、こういう流れがあった……っていうのをどこかに書いておきたかったのです。

読んでいただけると幸いです!

マジェスティックレゴン

参考:https://www.majesticlegon.jp

コロナで打撃を受けたブランドの中で、個人的に驚いたのがマジェスティックレゴン(MAJESTIC LEGON)を運営するシティーヒルの民事再生法申請。

民事再生法は「経済的に窮境にある債務者の事業または経済生活の再生を目的とするもの」とのことなので、これをしたから倒産というわけではないのですが、それぐらい厳しい状況ってのは事実です。

 

シティーヒルは1986年の創業からマジェスティックレゴンを1987年、ル・クールブランを1995年、ペルルペッシュを1997年と順調にブランドを展開していました。

とくにマジェスティックレゴンは株式会社ZOZOの運営するファッションコーディネートアプリWEARでもよく見かけるくらい、指示を得ているブランドでした。

 

まあ、直近の2019年2月期の売上高は137億円で3期連続の赤字だったみたいですけど……。ぶっちゃけファーストファッションや古着ブームのあった直近のアパレルメーカーなんてどこも赤字なんじゃないかなと思う。

かくいう私もあのマジェスティックレゴンのレース使いやこっくりとしたレトロカラーの雰囲気は見ていてとても好きだったから残念極まりないです。どうにか持ちこたえてくれないだろうか……。

ローラアシュレイ

参考:https://lauraashley-jp.com

一方、ローラアシュレイ(Laura Ashley)は経営破綻し管財人の管理下にあるそう。

1986年にイオンが合弁でローラアシュレイジャパンを設立して店舗展開を行っていたので、見かけた方もいるんじゃないかなと思います。

オリジナルの花柄を使ったレディースアイテムは品のいい感じで、故ダイアナ妃のお気に入りブランドでもありました。80年代を代表するブランドと言っても過言じゃないです。

 

ただ、今のところ海外ブランドの方が新型コロナウィルスによる打撃は大きそうだなあと思います。

世界規模で見れば比較的イギリスは感染者が少ないようですが、学校や店舗の閉鎖命令は出ていないものの、売上の低迷は免れないようです。

イギリスで150以上の店舗を運営するローラアシュレイもしんどかったんだろうなあ。

 

ちなみにイオン2018年に事業から撤退。その後は伊藤忠商事が独占輸入販売権・ライセンス権を取得していて、80億円のブランド売上高を目指すとしていたそうです。

2020年8月頃から都心部と都心近郊の百貨店を候補に7店舗の出店や、ワールドライフスタイルクリエーションと連携した商品まで予定していたのですが、どうなるんだろう。日本だけ別……とはいかないですよね。

キャスキッドソン

もはや公式サイトすらなくなっていた……。

4月下旬に日本法人キャスキッドソンジャパンが自己破産を申請・破産手続きの開始決定をした時は、色々なファッションニュースサイトが取り上げましたね。

 

キャスキッドソンの日本事業は当初ユナイテッドアローズが行っており、サンエー・インターナショナルが引き継ぎました。

その後、2015年から英国キャスキッドソン本社が全額出資するキャスキッドソンジャパンという形で運営。

日本では百貨店やショッピングセンターで44店舗を展開していましたが、4月21日15:00からは全ての商品の販売を停止。営業再開の見通しはたたないと発表しました。

 

ちなみにイギリス内の60店舗も休業中。プレパックを適用しそのまま各店舗を閉店する様子です。これにより900人以上が失業すると発表されています。

今後は

  • アメリカのコンサルティングの会社Alvarez&Marsalの管理下でオンライン販売
  • フランチャイズ店舗(世界に100店舗)と卸売は継続販売
  • コスメ・化粧品分野はイギリスの化粧品メーカー ヒースコート・アンド・アイヴォリーがライセンス保有
  • 日本では伊藤忠商事が独占輸入販売契約を締結

みたいな感じになっているようです。

だから全く見かけなくなるってわけじゃないと思うんですけど、高校生の時とか、同級生の子が持っていたなあ……って思うとちょっと寂しいですね。

決断と対応の速さはさすが老舗ブランドって感じはあるけど、失業者の方が増えるのも心配です。

コロナと共存した後のファッション

アパレルブランドが始まるときは、何度も市場調査が行われて、デザイナーが渾身のアイディアをいくつも重ねて、営業が走り回って、販売員が顧客獲得に夢中になります。

買う側も、どれとあわせるか悩むし、場合によってはお財布と相談するわけですから、思い入れのあるブランドもありますよね。

それが終わったり、縮小したりするって……もう、何ともいえない寂しさがありますよね。

ただ、人気のあるブランドほど後を担う新ブランドも作られやすいでしょうし、コロナが落ち着いた後の展開が楽しみなのも事実です。

皆がおでかけするようになればアパレル系の需要も増えるだろうから、今乗り切れるかどうかだと思うんだけどなあ。

 

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中馬 さりの

GALLERIA EDITOR
1992年、東京生まれ。文化女子大学にて服装学部にてファッションビジネスを専攻しながら、アパレル販売員とハイブランドの査定スタッフを経験。 卒業後はアパレルメーカーで広報を担当。2016年からフリーライターとして執筆業を開始。多数のメディアへ寄稿をする。 いまは大阪と東京の二拠点生活を満喫中。好きなものは夜ふかしと旅とお洋服。