おしゃれスポット&服飾展レビュー

ボタン収集家エリック・エベール氏の「ボタンアクセサリーコレクション」に行ってきた

レディースファッションブログGALLERIA(ガレリア)代表の 中馬さりの(@chuuuuuman)です。

 

今回はフランスのボタン収集家エリック・エベール氏の「ボタンアクセサリーコレクション」に行ってきたレポート記事です!

 

もうね!!!めっっちゃくちゃ可愛かった~!!!

1000種類以上のアンティークなボタンコレクションは見るだけで癒されたし、素敵なボタンの購入もできたのでぜひ聞いてください!

(購入したボタンは後日ピアスにする予定なので、また別の記事にします

 

新宿伊勢丹で開催された「ボタンアクセサリーコレクション」

今回行ってきたのは新宿伊勢丹の5階で開催された「ボタンアクセサリーコレクション」です。

(※ 2019年4月10日~4月23日までの期間限定)

 

百貨店のイベントスペースで行われるものなので、そこまで広さはないのかな~って思ったのですが……!

朝日新聞やFASHIONPRESSで宣伝されていたのと、ちょうどよく東京にいたので行ってみました。

 

結論から言うとめちゃくちゃ行ってよかった。

なによりもコレクションの質がとんでもなくよかった。

確かに展示会ってレベルで広さがあるわけではなかったですが、可愛いボタンがたくさんあったので見応えのあるコレクションでした。

 

フランスのボタン収集家エリック・エベール氏とは

展示されていたボタンたちはフランスのボタン収集家のエリック・エベール氏が集めたものだそうです。

これを機に調べさせてもらったのですが、ビンテージボタンやブローチのコレクターとして世界的に活動されている方なんだとか。

こういった本も出版されていました。

 

想像以上に人もボタンも溢れていた展示

実際の展示はざっくばらんに保管されているボタンをごそごそ見ていく感じ。

古着屋さんで掘り出し物を探すときみたいにワクワクしました。想像より「見るもの」より「売るもの」感が強かった。

(可愛いのがあったら買っちゃう心意気だったので個人的にはよかったんですが)

こんな感じでシートに同じものが縫い付けられているので見比べやすいです。

しかもさすが古き良き時代のアンティークもの。木とか石とかのものは1つ1つ色合いが違うんです。

この写真のヤツとかはすごくわかりやすくて、この種類のものからどれにするか選ぶのも楽しかった……!

余談ですがこんな感じでピアスやネックレス、ブローチなどもありました。

 

ボタンの販売も!価格は100円から数万円の1点ものまで

ボタンはA~Vまでクラス分けされてて1つあたりの価格はこんな感じ。

V以上の激レアものもありましたが、それは1つあたり数万円くらいでした。

 

でもね~~、実際に見てみるとその高い値段も納得な感じでした。

すごく細かくて繊細な彫刻がされていたり、手に馴染む木製だったり、明らかに凝ったものなんですもん。

私はそういう高いお買い物をする人間ではないけど、そういう「明らかな良いモノ」を実際に見て触れるってすごくいい機会ですよね。

その時代に富を築いた方たちが身につけていたのかなあ……なんて妄想してみたり。

そんなことを考えながら、購入するボタンたちを決定!

4種類を2つずつ選んで税込2,052円。

シャツとかワンピースのボタンを全部代える……とかだと高くついちゃうけど、2個ずつとかならまだ可愛い価格です。

微妙に色味や模様の出方が違ったので店員さんに「これがいいです!!!」ってお願いして取ってもらいました。

こういうフランクにお金を支払う感じもブロカント(蚤の市)に来たみたいで楽しかったです!

 

実際に購入したボタン達と展示の感想

実際に購入したボタンたちはこんな感じ。

可愛い! 可愛い! 可愛すぎる!!!

 

さすがに服に使うほど大量購入はできなかったので、いい感じにピアスとかアクセサリーにしたいと思います。

世界で自分だけの1点ものアクセサリーですよ~、楽しみすぎる……!

 

こういうアンティーク感の強いボタンってなかなか古き良き手芸屋さんじゃないとなかなか見つけられません。

実際に服に使うと考えたら、大量生産されている低価格なもののほうが現実的。つまり需要もあります。

 

ただ、こういう独特の雰囲気とか1点もの感ってやっぱり良くない……?

「特別なものを見た」とか「素敵なものと出会えた」みたいな気持ちになって、とっても幸せでした。

ボタン1つとはいえ、それが好きで集めている方のコレクションを見せてもらうのは楽しいですね。

 

購入したボタンたちをアクセサリー化する件はまた別の記事にする予定なので、また見にきていただけると嬉しいです!

 

ABOUT ME
中馬 さりの
1992年、東京生まれ。旅する物書き。プロモーション用小説の執筆、旅行雑誌への寄稿、編集プロダクションLILYPRODUCTSの代表、Webサイト運営などで生きています。小説はnoteで、旅暮らしの様子はYouTubeで発信中。