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使えば使うほど味がでる「消耗品ではないファッション」を楽しもう

ファッションライターの さりの です。

わたしは中学生での経験をきっかけに服が大好きになってから、色んなファッションに挑戦しては試行錯誤してきました。

正直にいうと、その間ずっと「ファッション=消耗品」というイメージが頭のかたすみにあったんです。

 

だって、どれだけ気に入った服でも来年や再来年と時間がたてばなんとなく気分ではなくなってしまうし、

けばだったりシワくちゃになったり、どうしても傷んできてしまう。

いくらお金をかけても、時間をかけて選んでも「結局、長くは使えない」――そう思っていたんです。

 

でも、レザーシューズに出会ってから、その考え方は180度かわりました。

もちろん、流行をとりいれるための今シーズン大活躍するファッションもあります。

ただ 長く使えるファッションアイテムは絶対にあるし、「ファッション=消耗品」では絶対にないんです!

使えば使うほど味がでる消耗品ではないファッションを楽しもう

まず宣言したいのは、必ずしも「ファッション=消耗品」ではない ってことです!

流行りもので今シーズン大活躍するファッションもありますが、傷が味になったり、磨いて自分のカラーをだせるアイテムもあるんです。

おすすめなのはレザーアイテム

個人的におすすめなのはレザーです。

例えばレザーシューズは最初はすごく硬くて履きにくいんですが、歩けば歩くほどふにゃりと柔らかくフィットしてきます。

色が落ちてしまった場合は、自分でもっているカラー剤をいれてあげたり、磨いて元気にしてあげます。

シワや色のムラができればできるほど、玄人っぽい感じの味がでてきます。

こちらのレザーバッグも、実は最初はグレージュカラーでした。

そこからわたしが色んな所にもちあるいて、日に焼けたり(本当は焼けない方がいいんですけどね)、ケアをすることで、この色味になりました。

こちらが通販サイトの写真なんですが、柔らかくなり具合もぜんぜん違いますよね。

もう7年目ほどの付き合いですが、持ち手はすごく馴染んでいてお気に入りです。

デニムの成長も楽しい

デニムの成長を見守るのも楽しいです。

デニム素材って洗えば洗うほど染めが落ちてきたり、自分がよく使う部分が擦れてダメージができたりします。

そういう傷ができればできるほど、自分だけの1着にできるわけですもんね。

わたしはあまりパンツそのものを履かないのですが、それでもこの1着はもう6年くらい着用しています。

ワンシーズンのおしゃれも時を重ねるおしゃれも楽しもう!

自分が好きだというのもありますが、今ではバッグやシューズなどはレザー素材の長く使えるものを選んで購入。

トップスやワンピースなど、その時期の流行を取り入れやすく、目につきやすいアイテムはプチプラで揃えるようにしています。

おしゃれに正解や絶対なんてない。

それと同じくらい、「ずっと大事にしなきゃいけない」ってことも「消耗品だから長い目で購入しちゃいけない」なんてこともないんだと思います。

せっかくおしゃれに興味があるのだから、ワンシーズンのファッションも時を重ねるファッションもどちらも楽しんでしまいましょう!

ABOUT ME
中馬 さりの
1992年、東京生まれ。旅する物書き。プロモーション用小説の執筆、旅行雑誌への寄稿、編集プロダクションLILYPRODUCTSの代表、Webサイト運営などで生きています。小説はnoteで、旅暮らしの様子はYouTubeで発信中。